インフレ、デフレは景気を左右する!
私たちの生活に影響を与えるものが物価です。
そして物価の変動は景気に大きな影響を与えます。
インフレ:モノの価値が上がり、お金の価値が下がっている状態
デフレ:モノの価値が下がり、お金の価値が上がっている状態
デフレが続くと、消費者はさらに安い価格を求めます。
そしてその期待に応えるため、企業は物価を下げます。
結果高いものが売れなくなり、消費が減退し、
企業に入る利益が少なくなり、働く人の給料が下がります。
これがグルグル回り、悪循環となります。
この悪循環を「デフレスパイラル」といいます。
つまりデフレは経済にとってメリットは無いといえます。
|
逆に、インフレ時は、
企業に入る利益が増え、お給料が上がり、
消費が進んでお金が回ることで経済が発展します。
このように物価と私たちの消費活動には大きな関係があるのです。
|
インフレになると、
企業の売り上げがUPするので、株価は上がります。
デフレになると、
金利が下がることから、債券への投資が適しています。
債券価格は金利が低下した場合には上昇傾向となるからです。
このように、インフレ・デフレを理解することで
世の中の経済状況に似あった投資をすることが可能になります。